医学部にも大学留学があるのですか

日本の医学部の人気が近年沸騰しています。
2017年度の医学部志願者は14万3176人でした。
大学の定員数に対する志願倍率は15.2倍でした。
10年前と比べると志願者は4割ほど増えています。
そのせいか、激化する日本国内での医学部受験を諦めて、海外へ大学留学をして医師になるという裏技が密かに広まっています。
いったい、どこの国の医学部に大学留学しているのでしょうか。

最も多いのがハンガリーです。
海外に大学留学して医学部を卒業した場合、日本で医師国家試験を受ける場合に、高難度の予備試験を受ける必要があります。
しかし、ハンガリーの大学医学部に関しては厚生労働省に認定されているので、予備試験を受けずに医師国家試験を受験できます。
現在は年間70人ほどがハンガリーへ大学留学をして、医師を目指しています。
試験の倍率は3倍ほどで、6年間に必要な費用は日本国内の医学部よりもはるかに安くて済みます。
またハンガリーの物価は日本の半分程度で済みます。
6年間の学費と生活費を合計しても2000万円ほどで済みます。
日本の医学部の場合、私立だと平均3200万円ほど必要なので、割安と言えます。
また、治安が良いことも密かに人気となっている一因でしょう。

但し、入学してからは大変な部分もあります。
授業は全て英語で行われるので、かなりハイレベルな英語力が求められます。
試験も多く、6年間で卒業できる人は半分くらいです。
また、入学前に1年の予備コースや、帰国してから国家試験を受験する前に1年の受験期間があるため、最短でも8年かかります。
以前は、どうしても医者になりたい人や何年も浪人している人などの「滑り止めのそのまた滑り止め」的な位置づけだった医学部への大学留学ですが、近年は日本の医学部を蹴って入学する人もいます。

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